建築現場、解体現場の仕事についての基礎知識
ビルや商業施設、マンションなどの建築現場、解体現場での仕事内容について解説します。
どんなことをする? 仕事内容
主な仕事は、資材の搬入・搬出、養生(マスキング)、清掃(後片付け)です。
資材の搬入・搬出とは、建築現場に運ばれてくる資材(床材やボード、板物など)を決めたれた場所まで運ぶ作業です。腕力の要る仕事ですが、力の無い人でも次第に慣れてきます。逆に腕力に自信のある人は一度に多くの資材を運べるので、早めに仕事を終わらせることができます。
養生というのは、床や壁に傷や塗料が付かないようにビニールシートやダンボルールで保護する作業のことです。マスキングとも呼ばれます。求人募集には養生経験者歓迎と記載されているケースも多いので、一度経験しておくと次のバイト探しの役に立ちます。
作業の最後に清掃を行います。作業後は床や壁、サッシが汚れているのでクリーニングを行います。この作業も経験者は優遇されます。
待遇・環境について
給与形態は会社や企業によって異なります。建築現場の仕事では、日払いや週払い制の会社が比較的多いのですが、時給制・月給制のところももちろんあります。給与額は高めに設定されているケースが多く、日給は東京都の場合で、8000円〜15000円ぐらいです。
また、1日のみや短期でもOKとしている求人も見かけるので、フリーターの方にも向いています。
ここがポイント!
養生や清掃といった業務は経験者が優遇されることがあります。作業自体はそれほど難しいものではないのでチャンスがあれば一度経験してくとバイト探しの幅が広がります。また、建築現場の作業は非常に腕力を必要とします。腕力にまったく自信がないという人は避けたほうがよいでしょう。