検品の求人情報（派遣、アルバイトなど）

主な作業場所は製造工場と物流センターです。製品、部品の検査・検品を行う仕事は実に様々な機会で発生します。商品管理の仕事と呼ばれることもあります。

製品の不具合のチェックだけでなく、数が合っているかを確認するのも検品の作業のひとつです。原料受け入れ時や製品の発送時に数が伝票通りであるかを確認します。

検品の対象となるものは、食品、お菓子、洋服（アパレル）、機械や車の部品、医療器具、おもちゃ、プリント基板などの電子機器など多種多様です。

ベルトコンベアで流れてくる製品に不具合がないかどうかを目視で検査する仕事です。いわゆるライン作業で検品のアルバイトの中でも最も求人の多い作業の一つと言えます。

自動車工場においては自動車の製造に使われる部品の検品の仕事があります。自動車部品というと大きなイメージがあるかもしれませんが、手のひらサイズの小さな部品が中心です。

• 自動車工場の検品のアルバイト

物流倉庫や工場から製品・部品を出荷する際に用いられる検品作業に「バーコード検品」があります。出荷品の箱などにつけられたバーコードやQRコードを特殊な機械（バーコードリーダー）を使って読み込むことで出荷に間違いがないかどうかチェックするというものです。

目視で検査するよりも確実で誤出荷を防ぐことが出来ます。機械の使い方も簡単でバーコードを「ピッ」と読み込むだけですので未経験者でも安心です。

コンピュターのプログラム（ソフトウェア）に不具合（バグ）がないかどうかをチェックするのも検品作業の一つです。ゲームソフトのデバッグ作業が有名でデバッガーと呼ばれることもあります。検品・検査のバイトの中では特殊な業務と言えるでしょう。

作業自体は簡単なものが多く初心者でも出来るため、未経験OKとしている求人がほとんどです。検品作業の未経験者でもまったく問題ないでしょう。

スタッフの年代は若い人から中高年まで様々です。20代、30代が最も多いのですが、工場系のアルバイトの中では検品・検査作業は中高年や主婦の割合は比較的高い傾向にあります。

工場や倉庫が24時間稼働しているところが多いので、基本的にはシフト制での勤務になるでしょう。深夜や早朝の時間帯に働けるスタッフを募集している求人も数多くあります。

また、勤務地となる工場が駅から離れていることも少なくないため、自動車通勤やバイク通勤を許可している会社もあります。

雇用形態は他の工場・製造系の仕事と同様に派遣が最も多いのですが、契約社員やパート、アルバイトの求人も見られます。正社員の募集は少ないですね。

検品の求人のほとんどは工場や倉庫内でのライン作業の中で行われるものなのですが、検品作業を専門としている会社もあります。企業から依頼された製品の検品を代行する会社です。最近では中国製の衣料品や食品などを扱うケースが多いですね。

工場内での作業の場合は派遣での募集が多いのですが、こういった検品代行会社の求人はパートやアルバイト、契約社員が中心となります。

検査や検品のアルバイトは軽作業やライン作業と呼ばれることもあり、楽なバイトと思われがちです。ライン作業のように単調な作業を繰り返す仕事が好きな人には楽に感じるかもしれませんが、そうでない人にとってはきつい仕事に感じるかもしれません。特に業務内容によっては目を酷使することになります。

食品工場においても検品作業は必須です。食品を扱うことになるので、他の工場以上に衛生面に気を配る必要があります。食品工場の検品のアルバイトに応募する場合には面接時にも清潔感を意識した方がいいでしょう。

検品の仕事はライン作業の中でも特に単調な業務と言えます。細かな作業は苦手という人は避けた方がいいでしょう。資格は必要ありませんが、視力があまりにも悪い場合は考慮されることもあります。また、細かな作業が多いので主婦のパートとしてもおすすめです。

実は検品作業のみのアルバイトというのはそれほど多くありません。検品というのはライン作業の工程の一つであるため、他の梱包・包装、仕分け、ピッキングといった仕事と合わせて行うケースがほとんどです。

求人情報をよく見れば仕事の内容は把握出来るので、検品作業だけをやりたいと思っている人は、その求人が検品のみなのか、それとも仕分けや梱包といった作業も付随するのか、という点に注意しましょう。