ピッキングの求人情報（派遣、アルバイトなど）

「ピッキング」とは具体的にどんな仕事をするのか？どんな特徴があるのか？軽作業の求人情報でよく目にする「ピッキング」という作業を徹底解剖します。

地域別求人情報

倉庫での仕事には、仕分け・検品・梱包・ピッキング、荷物の積み下ろし、バーコード入力、シール・ラベル貼り、棚卸、といったものがあります。仕分けや検品、ピッキングといった業務は軽作業系のバイトの中でも求人数の多い職種です。

ピッキングは注文や発注の内容に従って、倉庫内から商品を取り出してくる作業です。知らないとちょっとイメージしにくい作業だと思うので、ここでは具体的な作業例を挙げて説明していきます。

大手ECサイト（インターネット通販）の倉庫内での作業。大手のECサイトというとAmazonが一番イメージしやすいでしょう。Amazonの商品倉庫では注文が入ると、注文された本やDVDを倉庫の中からピッキングして、梱包・配送作業に入るというアルバイトです。

一度のピッキング作業で扱う品物の数は少数ですが（シングルピッキングと呼ぶ場合も）、１日に何度も倉庫内を歩き回る必要があり、体力勝負の仕事とも言えます。

なお、Amazonの倉庫というのは全国的に数は少な目です。この記事執筆時点で、市川、八千代、川越、堺市しかありませんので、バイトは見つけにく傾向にあります。

コンビニの新鮮食品（弁当やサンドイッチ、おにぎりなど）の倉庫内での作業。コンビニから種類や数の発注が入るので、それに従って食品をピッキングしてダンボールに詰め、配送します。

通常、新鮮食品に関しては発注がくるタイミング（時間）が決まっているので、ピッキング作業の回数は少ないのですが、一度のピッキングで大量の品物を取り扱う（トータルピッキングと呼ぶ場合も）ことになるでしょう。

コンビニの食品倉庫というのは全国に数多く立地しているということもあり、求人数も多めです。探しやすいアルバイトと言えます。

ピッキングする品物が人手では動かすことが困難な重たいものである場合、フォークリフトを使うケースがあります。こういったアルバイトの場合には、フォークリフト免許必須として求人募集されます。資格必須ということもあり、時給・日給も高めです。

ピッキング業務は主に物流倉庫内での作業となります。物流系の倉庫は24時間体制で運営されていることがほとんどなので、日中だけでなく早朝や夜間・深夜の時間帯でもアルバイトが可能です。季節的に見た場合は特に繁忙期があるわけではなく、一年を通して求人を見つけることが出来ます。

どのような形でピッキングを行うのかにもよりますが、基本的には体力勝負です。倉庫内を何度も走り回ったりするケースもあります。また、重たい品物を運ばなくてはいけないケースもあるでしょう。

フォークリフトを使用する業者の場合はフォークリフト運転技能の資格保持者は非常に有利になります。

ピッキングのアルバイトは梱包・包装作業とセットで行われるケースが多くなります。ピッキングというのは発送する商品を取り出してくる作業のことなので、発送するための梱包作業も一緒に行うことが多いためです。