履歴書の書き方の基本のキ

アルバイトを始めるときに避けて通れないのが履歴書の提出です。ここでは市販の履歴書を書くうえで最低限押さえておきたいことについて解説します。

全般的な書き方

黒のボールペンで丁寧に書くというのが基本です。誤字・脱字に気づいたら書き直します。修正液は絶対に使わないようにしましょう。また、志望動機などのフリースペースの欄は空欄が目立たないようにぎっしりと書きます。志望動機が一行だけ、といったことにならないように。

アルバイトだからといって気を抜くことなくしっかりと書くことが重要です。

冒頭部分

氏名や住所のふりがなは”ふりがな”と書いてある場合は平仮名で、”フリガナ”と書いてある場合はカタカナで書きます。氏名の横に押印の欄があれば、印鑑を押すことを忘れないようにしましょう(※1)。

年齢は満年齢を記述します。満年齢とは誕生日を迎えた時点で数える通常の歳のことです。

住所は略さずに都道府県名から書くようにします。番地も”1−2−3”などとは書かずに”1丁目2番3号”と正確に書きます。

証明写真は、手間と費用がかかりますが貼り忘れのないようにしましょう。

一番上の日付は、持参する場合は持参する日、郵送する場合はポストに投函する日を記入します。記入した日でないことに注意しましょう。日付は記入漏れの多い欄ですので注意を払う必要があります。年度は西暦でなく年号で書きます。

先頭部分のサンプル

学歴について

小学校卒業、中学校卒業の順で書き始めます。同校や高校、といった略語を使うことは避けます。学歴の欄は文字が雑になりがちな項目ですので、丁寧に書くように心掛けます。

年度は西暦でなく年号で書きます。卒業年月日早見表を使うと簡単に調べられます。また、長期のアルバイト歴がある場合は書いておいた方がよいでしょう。

最後は以上で締めます。

学歴部分のサンプル

【免許・資格の欄】 職種によっては非常に重要

仕事に直接関連ない資格でも、もれなく記入したほうがよいとされていますが、何でも書けばよいという訳ではありません。例えば中学生の時に取得した英検3級などは無意味になりがちです。

また、資格や免許の名称は略さずに正式名称で書きましょう。

  • 「英検」 → 「文部科学省認定 実用英語技能検定」
  • 「普通免許」 → 「普通自動車第一種運転免許」

軽作業で役に立つ資格には、フォークリフト運転技能床上操作式クレーン運転免許があります。

志望動機などのその他のフリースペース

空欄にしないこと、欄にぎっしりと書くこと、正直に書くこと、この3つに注意して書くようにします。接客業・サービス業に比べて重要度は低くなっていますが、この3つが守られていないと採用されないこともあります。